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Autospreader JA

優先順位ホルダーの使用

優先順位ホルダー (Queue Holder) により、新しい価格帯に再クォートする際に、Autospreader は 1 レッグにつき複数の注文を使用して、優先順位でのポジションを維持できます。

標準のクォート注文は、スプレッド価格によって決定される価格で、アウトライトマーケットに発注されます。優先順位ホルダー注文は、連続した価格帯でインサイドマーケットから離れた価格で発注されます。

Autospreader が価格の更新を受信すると、注文の優先順位は移動します。優先順位は、インサイドマーケット側に移動、またはインサイドマーケットから離れて移動する場合、新しい価格がインサイドマーケットのどこにあるかによって異なります。

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  • 優先順位ホルダー注文が約定すると、オフセットヘッジ注文が発注され、両方のレッグにある残りの優先順位ホルダー注文は削除されます。ただし、X_TRADER が約定を認識して取消しを処理する前に、マーケット スウィープが発生した場合、すべての優先順位ホルダー注文が約定してしまう可能性があります。
  • 優先順位ホルダーの機能は、2つのレッグのあるスプレッドにのみ使用できます。スプレッドにレッグが3つ以上ある場合は、優先順位ホルダーのプロパティは無効になります。
  • 優先順位ホルダー注文は、新しい価格帯に手動でドラッグ アンド ドロップできます。
  • 部分約定の場合は、残りの優先順位ホルダー注文が約定した枚数分、減少されます。
  • 1 レッグにつき 10 個の優先順位ホルダー注文まで設定できます。
  • アルゴは優先順位ホルダー機能と連結させて使用することはできません。

優先順位ホルダー注文

スプレッド設定にて、優先順位ホルダー注文を有効に設定できます。スプレッド設定に設定された優先順位ホルダー注文は既定により、レッグ値欄ごとに優先順位ホルダーの [スプレッド画面サイドバー] ウィンドウにも表示されます。

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  • 優先順位ホルダー注文と一緒に設定された既存の Autospreader スプレッド設定では、QH ボタンが有効となり自動的に表示されます。
  • アルゴは優先順位ホルダー機能と連結させて使用することはできません。
  • スプレッド設定での優先順位ホルダーの有効

スプレッド設定にて優先順位ホルダーを有効にするには

  1. [Autospreaderマネージャ] ダイアログボックスから、優先順位ホルダーを有効にするスプレッドを選択して、[編集] をクリックします。
  2. [注文プロパティ] (Order Properties) の [優先順位ホルダー注文] (Queue Holder Orders) 欄の横に、クォート注文履歴を追加に表示する注文数を入力します。

  1. [OK] をクリックします。

一度有効に設定すると、スプレッド画面に [QH]ボタンが表示され、背景が黄色で表示されます。これにより、スプレッド画面にて次に発注する際、関連したレッグにて優先順位ホルダーのトレイリング注文が発注されることを示しています。

また [QH] ボタンをクリックすると、優先順位ホルダー注文を中止できます。

  • 送信済み優先順位ホルダー注文数の変更

送信した優先順位ホルダー注文数を変更するには

  1. スプレッド画面サイドバーをクリックして、サイドバー メニューにアクセスします。
  2. [QHO] をクリックします。
  3. [注文] タブをクリックします。
  4. [QHO (優先順位注文)] セクションにて、各レッグごとに送信済み注文を履歴表示する、優先順位ホルダー注文数を指定します。

セットアップ タスク

優先順位ホルダーを有効にする場合、次の Autospreader プロパティを使用することをお勧めします。

最大価格変動と最大発注変動

[価格最大変動範囲] (Max Price Move) と [最大注文変動範囲] (Max Order Move) 欄の両方に適切な値を設定します。これは [設定ダイアログ ボックス] の [クォート プロパティ] (Quoting Properties) セクションに表示されています。これらの機能により、価格変動が激しい時に約定待ち注文を取消すことで、レッグリスクを回避できます。

優先順位ホルダーの例

以下に優先順位ホルダーの機能の例を示します。

両レッグでのクォート

取引価格がインサイドマーケットから離れると、インサイドマーケットに最も近い優先順位ホルダ注文が取り消され、新規注文が優先順位ホルダーの末端の価格帯に配置されます。

インサイドマーケットに取引価格が近づくと、インサイドマーケットから最も遠い優先順位ホルダー注文が取り消され、新規注文がインサイドマーケットに近い価格帯に配置されます。

優先順位ホルダー注文の利点

以下の例は、優先順位ホルダーを使用した Autospreader 注文の場合と、通常の Autospreader 注文の場合の問題点や利点を示しています。

以下の方法によりポジションの利点を利用できます。

  • 注文の固定
  • ポジションのスキャルピング
  • 負のペイアップ ティックを使用したヘッジレッグの処理