ケース スタディ: 自己勘定取引会社

TT® 企業ソリューション

TT のアーキテクチャーと配信モデルは、お客様の要望に対応できる解決策をすばやく簡単に確立できるように構成されています。弊社の拡張可能なオープン アーキテクチャーは、市場にいち早く新機能を提供できるだけでなく、あらゆる利用者に幅広く奥行きのあるエンド・ツー・エンド ソリューションを提供できます。以下に、自己勘定取引会社 (プロップファーム) が TT を採用することで独自の課題に対処できた例を紹介します。

状況と要望

シカゴの自己勘定取引グループは、独自の取引スタイルと特定の需要に合わせて低遅延の取引プラットフォームを開発しました。この会社は特に CME の銘柄の取引のみに特化したプラットフォームを使用し、イリノイ州オーロラの CME コロケーション施設にシステムを展開していました。会社は、独自のプラットフォームを使って新規の取引ストラテジーを試みることを考えていました (特に CBOE 先物取引所 (CFE))。しかしデータ センターのスペースの確保に必要な費用や、IT インフラストラクチャー、未接続の取引所でストラテジーをテストするための接続など、相当額の出費になることを懸念していました。会社は多額な前払いの資本投資や長期契約などが必要でなく、同時に会社の取引ストラテジーをテストできる解決策を探していました。

解決策と利点

Infrastructure

ホスティング

弊社は世界中のデータ センターで構成されたグローバル ネットワークを確立しています。そしてコロケーション施設にてお客様に TT を展開しています。弊社の広範囲な専門性を身に着けた社内チームと完備された設備により、弊社はホスティングも含め、データ センターにてインフラストラクチャー サービスを提供できます。弊社は CFE に隣接する NY4 データ センター内のスペースにサーバーを調達して設定し、インストールしているので、このサーバーを利用したホスティング解決策を提案しました。弊社はインストール金額と月額使用料を頂き、この自己勘定取引会社は比較的少額で、弊社の施設のサーバーに取引プラットフォームをインストールすることができます。

Market Access

取引所アクセス

弊社のプラットフォームにはすでに CFE へのアクセスが含まれているので、弊社のインフラストラクチャー サービス提供の一環としてこの接続を利用できます。弊社の取引所アクセスは、取引所データと注文送信で構成されています。弊社は、独自の正規化データではなく取引所の生データ フィードをお客様に提供できるので、適合性にそってお客様は利用できます。弊社の注文送信アクセスを使うと、会社は取引所からの資格情報だけで注文を送信できます。会社は取引所への接続を開設する必要もなく、別の契約条件に拘束されることもありません。

Infrastructure

取引所接続

弊社は接続を提供して、お客様がインフラストラクチャー サービスを使えるようにし、お客様のために確立した環境にアクセスできるようにします。さらにすべてのデータ センターを繋ぐ弊社の低遅延グローバル ネットワークで帯域幅を築いて、インフラストラクチャーを利用するお客様に、専用の帯域幅を提供することができます。この例では、自己勘定取引会社はオーロラ データ センターに独自のスペースを有していて、ここから NY4 データ センターへの接続が必要でした。弊社はホスティング サービスと取引所アクセス サービスを提案しました。

TT® 企業ソリューション

弊社が様々なお客様に対して、全体的なエンド・ツー・エンドの企業ソリューションを展開している1つの例を、以上に紹介させて頂きました。会社の事業をさらに展開し、企業のワークフロー価値を最大限に生かして、費用を最適化するための方法について詳しく知って頂くには弊社の営業にお問い合わせください。