Trading Kill Switch MiFID II

実働環境: TT User Setup 7.17

概要

MiFID II コンプライアンスをサポートするため、TT では取引の停止のため以下の機能を提供しています。

Global Kill スイッチ

TT User Setup では、取引環境全体の取引を無効化するのに使用できる取引の「キル スイッチ」を提供しています。グローバル キル スイッチは、X_TRADER ASP 環境に存在し、これを適用すると、設定したメンバーシップの取引のみ「キル」することができます。

キル スイッチ設定は、新規注文や注文操作が送信されないように無効化し、また取引所に自動的にメッセージを送信したり削除しないように無効化します。スーパー管理者 (non-X_TRADER ASP) とブローカー管理者 (X_TRADER ASP) が「キル スイッチ」にアクセスできます。

スーパー 管理者により取引が X_TRADER ASP 環境で無効化された場合:

  • ホールセール注文 (OTC) を含む新規注文は、環境ですべての TT Gateway で拒否されます。
  • 既存の注文は、取引管理者ログイン (TTADMXXXMGR) または管理削除ユーティリティを通じて取り消す以外は、取引所で約定待ちで存在し続けます。
  • ユーザーは約定待ち注文を変更または取消できません。既存の注文の注文操作は TT Gateway により拒否されます。
  • ユーザーは約定や取引所通知を受信し続けます (TT Gateway セッションはアクティブ状態を維持します)。

ブローカー管理者により X_TRADER ASP 環境にて取引が無効化された際、同じ動作が真になります (ブローカー会社の環境のみでは新注文は拒否されます)。

「グローバル キル」スイッチを使って取引環境の取引を無効化するには:

  1. [Server Admin] メニューから、[Trading “KILL SWITCH”] を選択します。

    [Confirm Kill Switch] ウィンドウが表示されます。

  2. [Confirm Kill Switch] ウィンドウにて「yes」を入力して取引を無効化します。

    [Kill Switch] ウィンドウが表示され、取引が無効化されたことを示します。

    注: 取引ステータスを切り替えると (無効化または有効化)、環境全体 (X_TRADER ASP 以外) またはブローカー会社環境のみ (X_TRADER ASP) に各自接続されている、TT User Setup クライアントにシステム通知が送信されます。

  3. 取引を有効化するには、[Kill Switch] ウィンドウのボタンをクリックして、取引ステータスを切り替えます。

    [Trading Enabled] から [Trading Disabled] に切り替えると、環境ですべての取引を停止することを再び確認するメッセージが表示されます。

取引許可パラメータ

口座レベルで「取引許可」設定を使用して取引を無効化できます。これは、直ちに効果を得る動的パラメータであり、新注文が発注されないようにします。管理者としてリスク限度を設定する際、[Trading Allowed] オプションを口座や口座グループ、ユーザーに設定できます。リスク管理者として、口座グループに口座を追加し、一度に全部の口座グループの取引を遮断できる機能をもっています。

以下の例には、口座レベルでの [Trading Allowed] (取引の許可) の設定を示しています。

TT User Setup API

TT User Setup API へのプログラム アクセスがあるので、複数口座の取引をすばやく無効化することで、この動作やよく似た動作を実行できるアプリケーションにてロジックを開発することができます。TT User Setup API や TT の FIX API と、リスク システムとを統合させ、取引を監視でき、必要に応じて取引を無効化する自動動作をとることができます。

約定待ち注文の取消し

トレーダーとして、X_TRADER の [注文一覧] と [MD Trader ] を使って、すべての約定待ち注文を取り消すことができます。例えば、口座やアルゴ別に [注文一覧] (Order Book) をフィルターし、[Cancel All] (全取消) をクリックしてすべての約定待ち注文を除去できます。口座をフィルターするには、[Account Number] (口座番号) ヘッダーをクリックして口座を選択します。