TT System Requirements JA Documentation
ハードウェアとオペレーティング システム – Windows 8
OS と修正プログラム
TT クライアント アプリケーション (X_TRADER®、 X_RISK®、X_STUDY®、TT User Setup) は、以下の留意点のもとで Windows 8 及び Windows 8.1 で実行して頂く場合にサポートされます。
- TT クライアントは、サービスパックを適用し、Windows 8 及び 8.1, Professional、及び Enterprise を実行して頂く必要があります。
- TT クライアント アプリケーションは最小限でも、X_TRADER® 7.8.0、TT_TRADER® 7.8.0、X_RISK® 7.4.4、X_STUDY® 7.5.0、TT User Setup 7.3.0 のバージョンで実行して頂く必要があります。
- ベース フィルタ エンジン (BFE) Windows サービス を無効に設定して頂く必要があります。
注: 日本語版の X_TRADER® 端末でサポートしているオペレーティング システムの組み合わせは以下のとおりです。
- 日本語版 Windows 8 及び 8.1
- 日本語版以外の Windows 8 及び 8.1 で、日本語に設定された東アジア言語パックを実行している OS
ネットワーク接続プロパティ
TT は以下のネットワーク接続項目を無効に設定することを推奨しています。
- QoS Packet Scheduler
- Internet Protocol Version 6
- Link-Layer Topology Discovery Mapper I/O Driver
- Link-Layer Topology Discovery Responder
ネットワーク接続にアクセスするには、[スタート] (Start) アイコンをクリックして、[コントロール パネル] (Control Panel) → [ネットワークとインターネット] (Network and Internet) → [ネットワークと共有センター] (Network and Sharing Center) → [アダプターの設定の変更] (Change Adapter Setting) を選択します。編集するネットワーク接続を右クリックします。
NIC の設定
-
イーサネット カードを最新のドライバー バージョンにする必要があります。
注: TT の内部テストによると、Nvidia カードを使用すると、不安定な遅延と切断が発生する可能性があることが分かりました。
注: ドライバとファームウェアに限度があるので、TT では、実働環境での Broadcom NetXtreme I ベースのイーサネット カードの使用を推奨していません。TT では代わりに、Broadcom NetXtreme II Gigabit カードで、Broadcom ドライバー バージョン 14.2 またはそれ以降、HP ドライバー 5.2.17 またはそれ以降のバージョンを使用することを推奨しています。
推奨している機種:
- NetXtreme II Gigabit (チップセット 5706、5708、5709、5716)
推奨していない機種:
- NetXtreme I Desktop/Mobile (チップセット 5702、5705、5751、5752、5753、5754、5755、5756、5761、5764、5782、57760、57761、57765)
- NetXtreme I Server (チップセット 5700、5701、5703、5704、5714、5715、5718、5721、5722、5723、5780)
- NetLink 57xx (チップセット 5784、5785、57780、57781、57785、57788、57790、57791、57795、5781、5786、5787、5788、5789)
- NetLink 4401 (チップセット 4401)
- すべての NIC で以下の内容を無効に設定してください。
- Checksum Offload
- Flow Control
- Large Send Offload
- NIC Sleep
- コマンド ラインから別々に次のコマンドを実行してください。
- netsh interface tcp set global rss=disabled
- netsh interface tcp set global chimney=disabled
- netsh interface tcp set global ecncapability=disabled
- netsh interface tcp set global congestionprovider=none
- netsh interface tcp set global autotuning=normal
- netsh interface ipv4 set global taskoffload=disabled
- netsh interface ipv4 set global mldversion=version3
- Rx バッファ数を 3000 に増加させます (最新ドライバー バージョンは 6.2.9.0)
省電力設定
予期しない切断が発生しないように、また TT アプリケーションの機能を円滑に実行させるために、TT ソフトウェアをホストしているマシンの省電力機能、または休止状態機能をオフに設定します。
電源設定
- [スタート] メニューを選択し、[プログラムとファイルの検索] (Search programsand files) 欄に 「スクリーン セーバー」 (screen saver) と入力します。
- [スクリーン セーバー] ドロップダウンをクリックし、 [ブランク] (None) を選択します。
- 同じウィンドウで、[電源設定の変更] (Change power settings) をクリックします。
- [電源プランの選択] (Select a power plan ) 画面で、[高パフォーマンス] (High Performance) を選択します。このオプションは [追加のプラン] (additional plans) セクションに隠れていることがあります。
- [高パフォーマンス] (High Performance) プランの横にある [プラン設定の変更] (Change plan settings) をクリックします。
- [ディスプレイの電源を切る] (Turn of the display) と [コンピューターをスリープ状態にする] (Put the computer to sleep) を両方とも [なし] (Never) に設定します。
- [Save changes] (変更の保存) をクリックします。
- [OK] をクリックします。
BIOS
- ハードディスクの省電力をオフに設定します。
モニターとすべての NIC の他の省電力と休止状態をオフに設定します。
視覚効果とデザインのオプション
Windows 8 よりも Windows XP の視覚デザイン (ルックアンド フィール) の設定を希望するトレーダーは、「Windows クラシック」ベースのテーマを選択することがあります。このテーマでは XP の馴染みのあるレガシ デザインが提供されていますが、Windows や Windows 内のセルで「フリッカー」(ちらつき) の問題が生じることがあります。このは「ベーシック テーマとハイ コントラスト 」テーマにも見られます。このちらつきを防ぐために、視覚効果とデザインのオプションを以下のとおりに設定してください。
- [スタート] アイコンを選択し、[プログラムとファイルの検索] (Search programs and files) 欄に 「デザイン」(adjust appearance) と入力します。
- 「Windows のデザインとパフォーマンスの調整」(Adjust the appearance and performance of windows) を選択します。
- [視覚効果] (Visual Effects) タブで、[カスタム] (Custom) をクリックして、以下の項目以外をすべて選択解除します。
- デスクトップ コンポジションを有効にする (Enable desktop composition) (画面のちらつき防止に必要です)
- アイコンの代わりに縮小版を表示する (Show thumbnails instead of icons) (オプションですが、多くの場合、有効に設定することが好まれます)
- アイコンの代わりに縮小版を表示する (Show thumbnails instead of icons) (オプションですが、多くの場合、有効に設定することが好まれます)
- ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する (Use visual styles on windows and buttons) (画面のちらつき防止に必要です)
- [OK] をクリックします。
Windows パフォーマンス設定
- 最適なパフォーマンスにワークステーションが自動調整されるようにします。
- この設定を行うには、[スタート] アイコンを選択し、[プログラムとファイルの検索] (Search programs and files) 欄に「デザイン」(Appearance) と入力します。 「Windows のデザインとパフォーマンスの調整」(Adjust the appearance and performance of windows) リンクをクリックします。 [視覚効果] (Visual Effects) タブで、「コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する」(Adjust for best performance) を選択し、次に 「Aero プレビューを有効にする」(Enable Aero Peek)、「デスクトップ コンポジションを有効にする」(Enable desktop composition)、「ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する」(Use visual styles on windows and buttons) のチェックボックスを選択します。[OK] をクリックします。
- [システム構成] (System Configuration) – [スタートアップ] (Startup) タブで、必要のないスタートアップ項目をすべて無効に設定します。
- この設定を行うには、[スタート] アイコンを選択し、[プログラムとファイルの検索] (Search programs and files) 欄に「システム設定」(system configuration) と入力します。[スタートアップ] タブを選択し、スタートアップ項目として必要でない項目をすべて選択解除します。TT は Guardian、取引アプリケーション、ウイルス対策ソフトウェアをそのまま有効にしておくことを推奨しています。
Windows サービス
ベース フィルタ エンジン (BFE) ウィンドウ サービスを無効に設定する必要があります。
さらに TT では不必要なサービスをすべて無効に設定することを推奨しています。以下に例を示します。
- 自動更新*
- コンピューター ブラウザ**
- セキュリティ センター
- タブレット PC 入力サービス
- Windows Defender
- Windows ファイアウォール**
- Windows サーチ
- Windows Time
- Windows Update
* 自動更新のダウンロードとインストールは、取引時間外に行ってください。
** TT は コンピューター ブラウザー サービスを無効に設定することを強く推奨しています。
*** Windows ファイアウォールを無効に設定しない場合は、ポート 10200 を必ず有効に設定してください。
サービス ウィンドウにアクセスするには、[スタート] (Start) アイコンを選択し、[検索の開始] 欄に 「services.msc」 と入力します。
注: 依存関係のあるサービスを停止した場合、依存関係のサービスも同様に停止するように、Windows がメッセージを表示します。サービスを停止した後は、すべての依存関係のあるサービスも無効に設定してください。