TT System Requirements JA Documentation
ハードウェアとオペレーティング システム – XP Professional
OS とサービス パック
TT は、Windows XP と SP1 またはそれ以降の OS ですべてのクライアント端末のインストールを行うことを推奨しています。
注: 日本語版の X_TRADER 端末でサポートしているオペレーティング システムの組み合わせは以下のとおりです。
- 日本語版 Windows XP Professional
- 日本語版以外の Windows XP Professional を使用している場合、東アジア言語パックの日本語を設定する必要があります。
NIC の設定
イーサネット カードは最新のドライバー バージョンにする必要があります。
注:TT の内部テストによると、Nvidia カードを使用すると、不安定な遅延と切断が生じる可能性があることが分かっています。
注:ドライバとファームウェアに限度があるので、TT では、実働環境での Broadcom NetXtreme I ベースのイーサネット カードの使用を推奨していません。代わりに TT では Broadcom NetXtreme II Gigabit カードで、Broadcom ドライバー バージョン 14.2 及びそれ以降、HP ドライバー 5.2.17 及びそれ以降のバージョンを使用することを推奨しています。
推奨している機種:
- NetXtreme II Gigabit (チップセット 5706、5708、5709、5716)
推奨していない機種:
- NetXtreme I Desktop/Mobile (チップセット 5702、5705、5751、5752、5753、5754、5755、5756、5761、5764、5782、57760、57761、57765)
- NetXtreme I Server (チップセット 5700、5701、5703、5704、5714、5715、5718、5721、5722、5723、5780)
- NetLink 57xx (チップセット 5784、5785、57780、57781、57785、57788、57790、57791、57795、5781、5786、5787、5788、5789)
- NetLink 4401 (チップセット 4401)
- すべての NIC では以下の内容を無効に設定してください。
- Checksum Offload
- Large Send Offload
- Flow Control
- NIC Sleep
レジストリ
最大限のパフォーマンスを得るには、以下のレジストリ キーに変更を追加して「No Arp’ing」を設定してください。
- 以下のレジストリ キーに移動します。HKEY_LOCALMACHINESYSTEMCurrentControlSetServicesTcpip
Parameters
- ArpCacheLife をダブルクリックします。
- [Value data] 欄に ffffffff を入力して [OK] をクリックします。
- ArpCacheMinReferencedLife をダブルクリックします。
- [Value data] 欄に ffffffff を入力して [OK] をクリックします。
- 以下のレジストリ キーに移動します。HKEY_LOCAL_MACHINESYSTEMCurrentControlSetServicesAFD
Parameters
- 右ウィンドウで右クリックして、[Context] メニューの [New] - [DWORD Value] を選択します。
- IgnorePushBitOnReceives を入力して [Enter] を押します。
- IgnorePushBitOnReceives をダブルクリックして [Value data] 欄に 1 を入力します。[OK] をクリックします。
省電力設定
予期しない切断が発生しないように、また TT アプリケーションの機能を円滑に実行させるために、TT ソフトウェアをホストしているマシンの省電力機能、または休止状態機能をオフに設定します。
- プロパティの表示
[プロパティ] を表示するには、デスクトップで右クリックして [プロパティ] を選択します。[スクリーン セイバー] タブを選択します。
- スクリーン セイバーを [なし] に設定します。
[電源] (Power) ボタンをクリックします。
- [電源管理] (電源設定) を 常にオンにします。
- [モニタの電源を切る] (Turn off monitor) と [ハード ディスクの電源を切る] (Turn off hard disks ) を [なし] (Never) にします。
[休止状態] (Hibernate) タブを選択します。
- [休止状態] モードを無効に設定します。
- BIOS
- ハードディスクの省電力をオフに設定します。
- HDD スピン ダウン (HDD Spin Down) をオフに設定します。
Windows のパフォーマンス設定
サーバーが最適なパフォーマンスに自動調整されるようにします。
この設定を行うには、[コンピューター] (My Computer ) を右クリックして [プロパティ] (Properties) を選択します。 [詳細設定] (Advanced) タブを選択して、パフォーマンス セクションの [設定] ボタンをクリックします。[パフォーマンスを優先する] (Adjust for best performance) の横のラジアル ボタンを選択します。
Windows サービス
Windows サービスにて、不必要なサービスをすべて無効に設定します。例:
- 自動更新*
- コンピューター ブラウザ
- 印刷スプーラー
- Windows ファイアウォール***
- Windows Time
* 自動更新のダウンロードとインストールは、取引時間外に行ってください。
** TT は コンピューター ブラウザー サービスを無効に設定することを強く推奨しています。
***Windows ファイアウォールを無効に設定しない場合は、ポート 10200 を必ず有効に設定してください。
[サービス] ウィンドウを表示するには、[スタート] (Start) → [ファイル名を指定して実行] (Run) を選択して、[名前] (Open) に services.msc と入力します。