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TT System Requirements JA Documentation
サーバー クラス システムの追加の最良実例
全般
最良実例 (ベスト プラクティス)では、以下の内容に必ず従ってください。
- ハードウェア ドライバを最新に維持してください。Microsoft® ドライバと別会社のドライバとで選択できる場合は、常に別会社のものを使用してください。
- システム メンテナンスを確認します。
- ディスク領域を確認します。
- 月1回、ディスク デフラグメンターを実行します。
- UPS バックアップでデュアル電源供給を設定します。
- バックアップ ファンを設定します。
- 取引所接続を定義する際の必須の帯域幅については、取引所にお問い合わせ頂くか、TT の システム管理マニュアル を参照してください。
- Search インデックス処理をオフにします。
- [コンピューター] をダブルクリックして、[ローカル ディスク (C:)] を右クリックします。
- コンテキスト メニューから [プロパティ] を選択します。
- [このディスクにインデックスを付け、ファイル検索を速くする] (Allow Indexing Service to index this disk for fast file searching) の隣のチェックボックスを解除します。
- [適用] (Apply) をクリックします。設定を確認するには、 [ドライブ C 、サブフォルダー、およびファイルに適用する] (Apply changes to C:, subfolders and files) の横のラジアル ボタンを選択して、[OK] をクリックしてください。アクセス拒否のエラーが表示される場合がありますが、 [無視] (Ignore All) をクリックして承認し、続行します。
注:ファイルの検索スピードを向上するため、ローカル ドライブとネットワーク ドライブのすべてのファイルのコンテンツとプロパティのインデックスを作成する、インデックス サービスを利用できます。これは、Microsoft Office に搭載されている「Find Fast」機能に類似しています。このオプションを使用する上で不都合な点とは、ファイルを継続してインデックスを付ける必要があるので、このサービスは継続して実行され、マシンの全般的なパフォーマンスが遅くなることです。良い実例として、少しでも速いファイル検索機能が必要でない場合は、この機能をオフにしておくことをお勧めします。インデックス サービスは、すべての NTFS パーティションでは既定で オン になっています。
サードパーティ ソフトウェア
時間の同期化
- TT ソフトウェアは時間変更に非常に敏感です。時間設定の変更は、TT Gateway がダウンしている間にのみ行ってください。サーバーは時計設定を同期化させてから再起動します。
- NTP (Network Time Protocol) を使って、ネットワーク上でコンピューターの時計を同期化する方法があります。
- TT では、1秒未満の時間も正確な NTP サービスを使用することを推奨しています。 Windows Time Service では、TT で求めている時間の正確性が得られない可能性があります。
- 複数の NTP リスナーを使って (これは継続的に実行されます)、NTP Server を確立します。
- 適切な NTP セッションに最小3つ以上のマスターを備えている必要があります。 これで時計が歪められ、ずれが安定化されます。
ウィルス保護ソフトウェア
- TT では、TT ディレクトリとサブディレクトリにある、リアルタイム ウィルス スキャンを有効に設定しないことをお勧めします。
- TT ディレクトリでのウィルス スキャンは、取引時間外に実行してください。
ハードウェア パフォーマンスの監視
- TT では、サードパーティのツールを使って TT サーバーの性能を監視することを推奨しています (プロセッサーやメモリの活用など)。
- 使用可能なツールには、SolarWinds や Nagios などがあります。