X TRADER® JA Documentation
- X_TRADER の概要
- TT ログイン
- ワークスペースの管理
- コントロールパネルのアイコンとメニューの説明
- 取引
- 取引と銘柄選択
-
取引と相場状況
- 相場状況の概要 (Introductionto the Market Window)
- 発注画面
- 発注画面を使用した注文の送信
- 発注画面からの OTA の開始
- 相場状況での注文ゲートウェイ及びブローカーの選択
- 相場状況でのルーティング ルールの適用
- 相場状況での注文の確認
- 注文枚数ボタンのカスタマイズ
- 発注画面欄の説明
- アルゴ発注画面欄の説明
- 発注画面のコンテキスト メニュー
- 相場状況の銘柄情報
- 銘柄情報での銘柄検索の使用
- 銘柄情報画面の欄の説明
- RTD 関数の生成
- 銘柄情報での強調表示
- 銘柄情報の価格トレンド インジケータの表示
- ライブ専用銘柄の表示
- 注文の推定優先順位の表示
- 限月行の複製
- ユーロドルオプションの取引
- 銘柄情報でのアルゴの起動
- 銘柄情報のコンテキスト メニュー
- 気配情報の表示
- RFQ の概要
- RFQ MiFID II
- インプライド値の計算
- インプライドインの計算
- インプライドアウトの計算
- インプライド枚数の計算
- インプライドからのインプライドの計算
- マーケット別インプライド機能
- インプライドの設定
- インプライドの表示
- リンクの管理
- 相場状況でのキーボード取引
- 取引と MD Trader
- 注文引継ぎ
- プライス ボード
- 板情報
- スプレッド価格表
- ストラテジーの作成
- 簡易発注
-
注文タイプ
- X_TRADER の注文タイプ (XTRADEROrder Types)
- クロス注文
- トリガー注文
- アイスバーグ注文
- イフ タッチ注文
- トリガー イフタッチ注文
- トリガー ストップ注文
- 成行注文の限度
- マシンガン注文
- 成行注文 (Market)
- MOA 注文 (Market on Auction)
- MOC 注文 (引成)
- MOO 注文 (寄成)
- 最小枚数
- 相互決済注文の発注
- 代理注文 (OBO、OnBehalf Of)
- OCO 注文
- 制限注文
- 時間切り注文
- 時限注文
- トレイリングイフ タッチ注文
- トレイリング リミット注文
- トレイリングストップ注文
- ボラティリティ
- 出来高制限
- 出来高切り注文
- ベスト リミット
- 保存注文の管理
- MiFID II 保存注文
- X_TRADER の合成注文
- ステージ注文の概要
- ステージ注文の作成
- 関連子注文の発注
- ステージ注文の管理
- ステージ注文のオーナー権
- アクセス権とリスク
- ステージ注文のプロパティ
- ホールセール取引
- Aggregator
-
自動取引ウィンドウ
- 自動取引の概要 (Automated Trading Overview)
- アルゴ ダッシュボードの概要
- アルゴの展開
- アルゴ注文管理
- アルゴ検索画面でのアルゴの共有
- アルゴ検索画面でのアルゴの名前変更
- アルゴ検索画面でのアルゴの削除
- アルゴ変数画面からのアルゴの起動
- アルゴ検索画面でのアルゴの更新
- アルゴ検索画面でのお気に入りのアルゴの設定
- アルゴ テンプレートの管理
- 立会終了時のアルゴの動作
- Algo SE サーバーの再起動時のアルゴの動作
- アルゴ変数画面
- アルゴ検索画面
- アルゴ注文画面
- アルゴ ダイアログ ボックス
- アルゴ ダッシュボード列の説明
- アルゴ発注画面コンテキスト メニュー
- アルゴ検索画面コンテキスト メニュー
- 注文管理
-
注文約定状況
- 注文約定状況の概要 (Introduction to the Orders and Fills)
- 注文変更画面 (Order Modification Pane)
- 注文ツールバー
- 約定状況の約定画面コンテキスト メニュー
- 注文画面
- 注文状況の照会
- 約定状況でのマニュアル フィルの管理
- 注文の取消
- 注文の取消と差替
- 注文の保留
- 合成注文の停止
- トリガー注文の変更
- 不明な状態にある注文の認識 (Order and Fills Window)
- 実行中のアルゴ変数の変更
- OMA の起動
- キーボード機能
- 約定画面
- マニュアル フィルの追加
- マニュアル フィルの削除
- 約定の確認
- 約定口座情報の変更
- SOD 約定
- 約定通知ダイアログボックス
- 約定画面コンテキスト メニューの使用
- 約定画面の列の説明
- 概要画面
- 損益の表示
- ポジション画面と概要画面の表示区分
- 概要画面コンテキスト メニューの使用
- 概要画面の列の説明
- ポジション状況
- 注文一覧
- 親注文一覧
- 約定状況
- システム履歴
- 分析ウィンドウ
- アラート設定
- 歩み値
- 設定とグローバル プロパティ
- 顧客設定
- 発注設定
- リスク パラメータ
- ルーティング ルール
- ログイン ゲートウェイ
- グローバル プロパティ
- TT Minimizer
- 画面の設定
- フォントのカスタマイズ
- データのフィルタとソート
- グリッドのフォーマット
- ウィンドウのサイズ変更と印刷
- タブ付きウィンドウ
保存注文の管理
保存注文の機能を使用して、1つまたは複数の注文の詳細を備えたコンマ区切りファイルを作成して、TT システムに読み込み、X_TRADER を使用してマーケット注文を手動で送信できます。この機能により、電子メール、FTP、またその他の手段で、複数の既定の注文詳細を第 3 者に送信することもできます。
この機能の共通点とは、.csv ファイルに注文を保存することです。 スプレッドシートに変更できます。次に保存注文として X_TRADER に読み込みできます。
注文約定状況にロードされた保存注文
警告:Excel では、「全般」または「番号」として値を指定する場合に、先頭のゼロが削除されます。先頭のゼロを保持するには、口座番号や FFT2 など、列に「テキスト」形式で適用します。
保存注文は次のセクションにて説明されています。
コンマ区切りファイル
保存注文は、コンマ区切りファイル (*.CSV) を使って作動します。これらのファイルは最初に、右クリック コンテキスト メニューを使って、[注文約定状況] (Orders and Fills) ウィンドウから .csv にデータを保存することで生成されます。
.csv ファイルの表示内容
- 1行目は必須行で、X_TRADER バージョン番号が表記され、続いてファイルが作成日時または保存日時が表示され、次に 「Reject on error = Yes/No」 の設定が表示されます。
-
Reject on error=Yes である場合、1つの注文詳細行にエラーが含まれると、X_TRADER は保存注文ファイルすべてを拒否します。
注: これは既定の設定です。
-
Reject on error=No である場合、X_TRADER は使用可能な注文ゲートウェイで注文を検証して、エラーが含まれる注文詳細行を拒否します。受理された注文詳細行は [保留] (Hold) ステータスで読み込まれます。X_TRADER は、使用不可の注文ゲートウェイのための、すべての注文詳細行を、[端末で保留] (Hold Local) ステータスで配置します。これらの注文はゲートウェイが使用可能になった場合に検証されます。受理された注文詳細行は、[保留] (Hold) ステータスで読み込まれます。
注:
- エラー行は、[システム履歴] (Audit Trail) に、無効な行番号と欄を示して表示されます。
- [端末で保留] (Hold Local) の注文は、[注文約定状況] (Orders and Fills Window) のみに表示されます。
- 2行目 (ヘッダー行) は、各注文値の欄タイトルが表示される必須行です。列の文字は、大/小文字を区別しません。
-
行 3 ~ 503 (注文行) には、実際の注文の詳細が表示されます。各値は行 2 (ヘッダー行) の列名に対応しています。 例えば [銘柄タイプ] 列では、FUTURE (先物)、SPREAD (スプレッド) の値のみ受付けます。
注文の定義に特定の欄が必要でない場合は、注文行には空白欄が含まれます。列の文字は、大/小文字を区別しません。
必須欄
.csv ファイルにて必須の欄は、[取引所] (Exch)、[銘柄] (Product)、[限月] (Contract)、[銘柄タイプ] (Product Type)、[アクション] (Action)、[枚数] (Qty)、[注文タイプ] (Order Type)、[価格] (Price)、[口座番号] (Account Number)、[口座] (Acct)、[有効期限] (TIF)、[新/決] (O/C) です。
注:列は任意の順番で表示される場合がありますが、列のすべてのデータはヘッダーに対応しています。追加列は、注文タイプに基づいて必須となる場合があります。
手順
注文約定状況から保存注文パラメータを保存するには
- 番号矢印をクリックして、保存する注文を選択します。
- グリッドを右クリックして、右クリック コンテキスト メニューから [保存注文パラメータ] (Save Order Parameters) を選択します。
-
ファイルに名前を指定します。
注: 任意の有効な Windows のファイル名を使用できますが、.csv 拡張子を付ける必要があります。既定は YYYYMMDD_HHMMSS.csv です。
-
ファイルを保存します。
注: ファイルは既定で、ttdatfilesSaved Orders フォルダに保存されます。[参照] ボタンを使用して、既定の保存場所を変更できます。
.csv ファイルを編集するには
-
Excel やメモ帳などの、外部のエディターで .csv ファイルを開きます。
警告: Excel では、[全般] や [番号] の値を形式設定する際に、先頭の 0 (ゼロ) を除去します。先頭の 0 (ゼロ) を保持するには、[口座番号]、[FFT2]、などの列に 「テキスト」形式を適用します。
-
必要に応じて注文を変更および追加します。
注: 列のすべてのデータは、ヘッダーのデータ タイプに一致している必要があります。
- .csv ファイルを保存します。
注文一覧または注文約定状況に .csv ファイルを読み込むには
- コンマ区切り .csv ファイルにて順番を定義します。
- グリッドを右クリックしてコンテキスト メニューを表示し、[保存注文の読み込み] (Load Saved Orders) を選択します。
-
.csv ファイルを選択して [開く] をクリックします。
X_TRADER は、選択した .csv ファイルを処理して、ウィンドウ下部に保存注文ステータスを表示します。これらの .csv ファイルは ...Saved OrdersLoaded フォルダに移動されます。
読み込みが完了すると、有効な注文はゲートウェイで保留に設定されます。.csv ファイルは ...Saved OrdersLoaded フォルダに移動されます。注文ゲートウェイが注文を受け付けていない時に読み込まれた注文は、ゲートウェイが使用可能になるまで、ローカル端末で保留されます。
保存注文の .csv ファイルに無効なエントリがある場合、X_TRADER は Reject on error 設定に基づいて、ファイルを受付拒否または処理します。
-
Reject on error=Yes の場合、X_TRADER は保存注文ファイルすべてを拒否して、.csv ファイルを ...Saved OrdersFailed フォルダに移動させ、無効な行数と欄が [システム履歴] (Audit Trail) に書き込まれます。
- Reject on error=No の場合、X_TRADER は、エラーが含まれていない注文詳細行のみを読み込み、.csv ファイルを ...Saved OrdersLoaded フォルダに移動させます。無効な行数と欄が [システム履歴] (Audit Trail) に書き込まれます。
-
注:保存注文の .csv ファイルが 「Reject on error = No」に設定されていて、保存注文が Synthetic SE、注文ゲートウェイ、取引所により受付拒否されると、[TTステータス] 欄に [失敗] (Failed) と表示され、注文は処理されません。
注文約定状況から保存注文を送信するには
- 番号行をクリックして、送信する保留注文を選択します。
-
[送信] ボタンをクリックします。
注: 保留注文の状態から発信されるので、各注文にリスク チェックが実行されます。