ケース スタディ: 商品取引会社

TT® 企業ソリューション

TT のアーキテクチャーと配信モデルは、お客様の要望に対応できる解決策をすばやく簡単に確立できるように構成されています。弊社の拡張可能なオープン アーキテクチャーは、市場にいち早く新機能を提供できるだけでなく、あらゆる利用者に幅広く奥行きのあるエンド・ツー・エンド ソリューションを提供できます。以下に、大規模な商品取引会社が TT を採用することで独自の課題に対処できた例を紹介します。

状況と要望

X_TRADER® プラットフォームを利用していた弊社のお客様の中に、世界中の複数の事業所において約100人のトレーダーを抱えた主要な商品取引会社がありました。この会社は X_TRADER に加え、Fidessa、CQG、WebICE、LMESelect を使用していた他、4つの FCM 会社との関係があり、CME、ICE、LME、SGX、TOCOM とその他の先物取引所で原油銘柄と金属銘柄を主に取引していました。この取引会社には主に 2つの目標がありました。1つは、取引プラットフォームを統合させることで、IT インフラストラクチャーの複雑性と費用を削減することでした。次に、執行デスクを通じた注文のフローを中央化することで、執行の質を向上させることでした。すると執行スペシャリストが注文を遂行できて、同時に執行手数料を最小限におさえることができます。

解決策と利点

Trade Execution

1取引端末

弊社はこの取引会社に、すべての取引プラットフォームを TT® に置き換えて社内で管理維持することを提案しました。1つのプラットフォームに置き換えると、IT の複雑性と費用を大幅に軽減することができます。TT は SaaS モデルで配信され、ソフトウェアのインストールやアップグレードがまったく必要のない完全ホスト ソリューションです。1つの FIX Drop Copy フィードが使用され、バックオフィス統合は非常に単純化され明確化されています。会社の世界中のトレーダーが同じインターフェースを使用するので、内部取引サポートも非常に簡単になりました。会社はプラットフォームの統合により、外部的な出費だけでなく、内部の IT 費用も含め、全体の費用を大きく軽減することができました。

Trade Execution
Algos

ブローカー ニュートラルな端末

TT は、この取引会社が使用している 4つの FMC も含めて、世界の大規模 FCM の多くでサポートされています。そのためトレーダーは1つの TT 端末を使って、同時に複数のブローカーを通じて取引所にアクセスすることができます。1端末にしたことで、執行デスクの業務が単純になり、トレーダーが1つのプラットフォームの業務に専念できます。そしてトレーダーにとって執行の際の選択肢と柔軟性の幅が広がり、効率性を大きく向上できます。さらに、これらのブローカーの中には執行アルゴを提供していて、アルゴを TT 端末に直接統合できると、ユーザーは問題なく使用することができます。銀行アルゴの1つが使用される場合、注文はアルゴ執行のためブローカーに送信され、自動的にトレーダーに再び送られます。

OMS

OMS

TT OMS は TT プラットフォームに完全に統合されています。トレーダーは取引所に直接注文を発注することも、またステージ ケア注文を作成して、ブローカーや執行スペシャリストに送信することもできる柔軟性があります。取引会社は TT OMS を活用して、米国とヨーロッパの2つのデスクに執行を中央化することに決めました。トレーダーは各端末からケア注文を送信して、デスクのスペシャリストが注文を要求し、要求に沿って執行します。そして処分時に様々な注文管理機能や注文執行機能を使用することができます。会社は会社の在庫から手動でトレーダーの注文を約定させたり、トレーダーからトレーダーへ注文をオフセットしたり、複数のトレーダーからの注文をより効率的な執行のために統合したり、TT の高度なツールを使って注文を完成させることができます。すべてのワークフローは TT で完璧化されていて、約定はトレーダーに再び報告され、すべての注文操作はコンプライアンス目的で記録・保存されます。

Trade Execution

執行ツール

弊社は執行ツールで知られています。そしてこれは取引会社の取引スタイルに非常によく適合したのでした。会社は取引所や取引所間スプレッドの、カレンダー スプレッドや銘柄間スプレッドなどを含め、多くのスプレッド取引を行っていました。Autospreader® を使って、スプレッド関係を定義して希望のスプレッド価格で注文を発注し、他の限月にてマーケットに基づいて1つ以上の限月を自動的にクォートできます。そしてクォート注文が約定すると、自動ヘッジを使ってスプレッドを完了できます。これにより、トレーダーと執行スペシャリストがマーケットに焦点を絞れるので、TT を活用して取引執行を向上できます。

Trade Execution

ポジション トランスファー

この会社にはエネルギー銘柄や金属銘柄を取引するトレーダーが世界中で100人いたので、会社でお互いにマッチする可能性のある注文を発注することは珍しくありませんでした。多くの場合この注文のクロスは禁止されていて、取引所や規制団体から罰金を受ける可能性があります。TT では、注文のクロス回避 (Avoid Orders That Cross、AOTC) 機能を提供しています。そしてトレーダーが会社でお互いに取引することを回避します。AOTC 機能が使用している方法の1つに、ポジション トランスファーがあります。ポジション トランスファーは、クロスする可能性のある注文を拒否したり取り消すのではなく、これらの注文を内部で一致させます。そして商品取引会社にとってこれは法的に正当とされています。これにより、違法の可能性がある操作を回避できるだけでなく、両方のトレーダーの執行を向上できて、執行手数料を軽減することもできます。

TT® 企業ソリューション

弊社が様々なお客様に対して、全体的なエンド・ツー・エンドの企業ソリューションを展開している1つの例を、以上に紹介させて頂きました。会社の事業をさらに展開し、企業のワークフロー価値を最大限に生かして、費用を最適化するための方法について詳しく知って頂くには弊社の営業にお問い合わせください。