← Back to X_TRADER® Help Library
TT System Requirements JA Documentation
TT クライアント クラス ソフトウェア
全般
TT プログラム以外のものと平行して TT アプリケーションを実行しないでください。
X_TRADER
ウィンドウを開いて最小化しても、その分メモリが費やされます。実行中ウィンドウは最小限に抑えてください。実行中または最小化しているウィンドウで不必要なものはすべて閉じてください。
- 必要な銘柄のみ実行してください。
- 容量の大きなワークスペースを起動する際により早く立ち上げるためには、X_TRADER® 端末が、[銘柄選択] (Market Explorer) で個々の銘柄にではなく、全銘柄にサブスクライブしている必要があります。限月名の横のプラス記号 (+) をクリックせずに、必要な銘柄を強調表示します。[銘柄情報] (Market Grid) が開くと、[行の表示と非表示] (Show/Hide Rows) オプションを使って、不必要な限月行を非表示にします。
- 帯域幅を軽減するため、X_TRADER® リモート クライアントで、表示する限月シリーズのみを選択してください。[銘柄選択] (Market Explorer) の [銘柄] (Instruments) 列で、銘柄の横のプラス記号 (+) をクリックして、全限月一覧を表示できます。開く銘柄を強調表示して、[選択] (Transfer) ボタン (>) をクリックし、[選択限月] 欄に移動させます。
- 複数の [銘柄情報] (Market Grid) ウィンドウと X_TRADER® のタブとを置き換え、処理スピードを強化します。
- 実行中の [銘柄情報] (Market Grid) ウィンドウを最小限に抑えます。少しの限月が含まれた [銘柄情報] (Market Grid) ウィンドウを沢山開くよりも、多くの限月が含まれた [銘柄情報] ウィンドウを少数個開いている方が処理が速くなります。[銘柄情報] (Market Grid) のウィンドウ数を最大 20 個までに抑えてください。
- TT 算出のインプライド値が必要でない場合は、オフに切り替えてください。 この設定は、数字の前にオフに設定して、後にオンに設定を戻すことができます。
- [銘柄情報] (Market Grid) で板情報を表示しない場合は、[板情報] レイアウトを有効に設定しないでください。
- [システム履歴] (Audit Trail) をフィルタ表示すると、必要なメッセージのみを表示できます (取引所別、行数別、またはその両方)。
- MD Trader® の価格統合をオフに設定します (可能な場合)。
- [列の表示/非表示] 機能を使って、表示する必要のある列のみに列数を制限できます。
- オンに設定されている強調表示のタイプを最小化します。例えば、必要でなければ 「Highlight Border on Change」、「Use Net Change Color Coding and Use Net Position Color Coding」 を無効に設定します。
- 不必要な Excel 送信リンクを使用しないでください。
- <drive letter>:ttdatfilesttconfig をバックアップします (保存ワークスペース設定)。
Autospreader®/Autotrader™
- Autospreader® では、インサイド スマート クォート または 拡張スロップを使用して最適化します。これらの2つの設定をさらに最適化するには、アカウント マネージャーにお問合せください。
- Autospreader® にて、価格統合ではなくユーザー定義のティックを使用します。
- Autotrader™ では可能な限り、約定とクォートに調整を使います。
タブレット PC
- 算出インプライドをオフに設定します。
- オープン銘柄数を制限します。
注:ペン タブのメモリー容量や処理に限度があるため、TT では一度に実行する X_TRADER® のウィンドウ数は 10個まで、また [銘柄情報] (Market Grid) ウィンドウは最大 3個までにすることを推奨しています。
- X_TRADER® にてマウスでポイント時のセルの強調表示 設定を有効にします。この設定は、マウスでポイントしたセルすべてを強調表示して、[スプレッド価格表]
(Spread Matrix) を使用時に正確なセルをポイントしていることを確認します。また MD Trader® ウィンドウ内のセルを強調表示します。
- X_TRADER® コントロール パネルから [設定プロパティ] を選択します。
- [取引] タブを必ず選択します。
- [強調表示] セクションの、マウスでポイント時のセルの強調表示] (Cell on hover) を選択します。
- [OK] をクリックします。
注:ハードウェアの追加の校正の備考に関しては、27 ページを参照してください。
X_RISK®
X_RISK® をインストールする際に、以下の内容に注意してください。
- X_RISK® Client GUI を使用する場合は、クライアント端末で 50,000 約定ごとに 512 MB メモリーが必要です。例えば 1日に 30,000 から 60,000 の約定を定期的に処理する場合、1 GB を使用する必要があります。
- X_RISK® の電子メール通知と機能を使用する場合は、X_RISK® 端末で Windows Messaging をインストールする必要があります。これは、Windows Setup に搭載されていますが、既定でインストールされません。
Guardian
管理者は Guardian で、トレーダー ID データやリスク限度データを更新して変更を反映させると、Guardian は顧客ネットワーク上のすべての TT マシンでデータを同期します。TT では、Guardianデータベースの整合性を確保するため、次の最良実例 を推奨しています。
- Guardian では一度に1人の管理者のみが編集して変更を反映できます。2人の管理者が同時に変更を反映させると、一方の変更が失われて、再入力が必要になります。
- 2.Guardianを使ってトレーダーとリスクデータを管理する場合、Guardianで変更を反映させるには、変更がネットワーク全体に適用されるまで、少なくとも1分間待ってください。
- 取引時間にオンライン サーバーを新たに追加しないでください。オンラインにすると、実働サーバー上での Guardian の同期処理が過度に実行される場合があります。
- Guardian では、1人のトレーダーに対して最大 32,000 のユーザー データやリスク データを設定できます。 これは 1人のトレーダーに 400~450 の取引銘柄の制限を設定することに該当します。この 32,000 の限度を超過すると、Guardian でリスク記録を反映させる際、反映が失敗したことを示すエラーが表示されます。 その場合は、トレーダーに割り当てられる取引銘柄の制限の数を減少させて、再パブリッシュします。
TT User Setup (Client and Server)
1取引環境につき最小 2つの TT User Setup サーバーを推奨しています。大規模な環境では、専用のサーバークラス マシンに TT User Setup Server をインストールする必要があります。小規模な環境では、お客様は非発注クライアント クラス マシン TT (例: X_RISK® と同じマシンにインストールなど)、または Historical Fill Server または TTSIM Gateway も実行しているサーバークラス マシンに TT User Setup Server をインストールできます。